350-K1 の デザインコンセプトは 純粋なスポーツカーである。
  たしかにノーマルの 350Z も決して悪いデザインではないと思う。
  ただ、エクステリアはPORSCHEをなぞっていると言われても仕方無いし、
  走行フィーリングは余りにもアメリカ市場を向きすぎていて正直なところトキメクものは無い。
  「ココはこう言う風に造れば売れるのでは?」と言う
  量産メーカーの哀しい目論見が見えるのは致し方ない。

  「Fairlady Z はPure Sports Carであって欲しい」

  そんな思いから、一切の制約を度外視したDesign Conceptが決まった。
  ただ、勿論、今回製作する Z33コンプリートカーは市販化が前提、
  パーツ構成を視野に入れたデザインを決める必要がある。
  視覚的なワイド&ロー化は大胆にアピールしながらも、
  実寸増は最小限に抑え、日常走行でドライバーに精神的な
  負担?を与えないように考慮している。






  更にコンプリートキットに在りがちな「莫大な取付費用」を   軽減する為の構成にも気を使いたいと思う。   
  何の真似でも無いながら、ヨーロッパ的なスタイルで提案出来れば有り難い。